第135話。すみませんまた非常に長くなったので、感想 その122と123に分けます。
今回もまた、あらすじが完全に時代劇推理物となっていました。しかも、前回はかろうじて大亀流との戦闘のこともちらっと書いてあったのに、今回は裏切り者は誰だ?!関連の話しか書かれてないです。こりゃ誰が読んでも、目的は犯人探しですよ!がんばろう!
・・・そして一ミステリィ好きとして、今回は驚愕の、目が覚める話でもありました。まさか、ミステリィの王道探偵・乱丸な展開と、オイオイそれはありか!邪道探偵・陣介な展開が同時進行とは?!
まず、オイオイそれはありか!の方から話が始まりました。
陣介さんと虎真さんの過去で、虎真さんの師匠であり理一郎くんの父親だった当主が、陣介さんの手に掛かったのは3年前。その時既に、彼らは無宝流を名乗っているという事実がわかりましたね。
陣介さん達が大亀流を離反したのは6年前、というのは既に描写されていますが、1年前いよいよクーデターを決行するまでの空白の期間にも、こうして倒す→強制的に仲間に引き入れるを繰り返し、人数を集めていたのですね。何という外道なスカウトの仕方でしょうか・・・ほんと目をつけられたくない。
しかし恐らくこんな感じで結構斬ってるにも関わらず、“千人斬り”が大仕合までの数年間世間的には行方不明で全然消息が知られていなかったのは、
A) 対戦相手を仲間に引き入れちゃってるので、陣さんの情報が漏れない
B) 逆らう奴らは37564!だから陣さんの情報が漏れない
という最悪の二択しかなかったからでしょうね。そして数年前にもう千人斬りなら、このスカウト期間で、彼は1300人斬りぐらいにはなっていそうです、はは、かっこ悪い響き・・・って、おやここはどこだ?どこかの城の本丸南殿っぽいけど・・・?
・・・栄えある1301人目になりそうでしたが、なんとか逃げのびたので感想を続けたいと思います。
陣介さんが父親失格どころか人間失格というのは、もう皆が重々承知ですが、それでも彼の虎真さんへのセリフ、
「まさかここまで愚かだったとはよ・・・」
には申し訳ないですが、賛同せざるを得ません。いくら彼が人として最低でも、とんでもなく強いのは事実です。
自分だったら、と虎真さんと置き換えて考えてみるに、一対一なんて選ばずに、毒とか火薬とか猛獣とか卑怯な仕掛けとかありとあらゆる非道な手段を使いますね。確実第一。仕事は達成してナンボです。うん、意外につっちーと気が合うかもしれないな。
でも虎真さん真面目そうですから、やっぱり一武芸者として堂々と戦って倒したいのでしょうね。
「勘違いも甚だしい」の無表情な陣介さんが、ものすごくクールでぞっとするかっこよさです。何だろう、素直に賞賛したくないのですが、悔しいけど認めざるを得ないなぁ、悔しい。
さてまたここで一つわかったのは、陣介さんの初動には「気配がまるでない」という事実です。確か以前我間の初動は「ほとんど気配がない」でした。我間もぐんぐん成長してるけど、現時点ではまだ陣介さんの方が上ってことですね。
それにしても、虎真さんは最初の一撃に全く反応できてなかったのにも関わらず、致命傷にはなっていなくて、なんだ陣介さんも意外と大したことないななどと思ってしまいました。
更に次の一手も、虎真さん防戦一方とは言え、壁まで吹っ飛ばされたとは言え、受けることはできてるじゃないかとかまで思ってしまいました。
けれど、あれは故意なのでしょうね。陣介さんは、理一郎くん殺人事件の実行犯及び計画の首謀者を聞き出したくて、致命傷にならない程度に、手を抜いているわけですね?
そして、返事をしない虎真さんは、やっぱり下手人ではない可能性が高いかな。まあ、例え実行犯でなくとも、理一郎くんを見殺しにしたのは事実ですが・・・。
その123へ続く。
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