ずっと遅れてた感想ですが、ようやく来年の最初の号までには追いつけそうです!
普段なら恨みますが合併号に感謝ですね。でも2連続合併号はきついです、続きが気になってもやもやします。
第122話。
無宝流の紋の入った指輪(?)、お洒落ですね清盛さん。彼の顔、ずっとどこかで見た感をぬぐえなかったのですが、そうだなんか一昔前のアイドル顔(+髪型)なんだ!ああ、わかってすっきりした。
一方大亀流ですが、またもや伊織さん別行動ですか。善丸さんが前に言ってた通り、本当に団体行動のできない人ですね。しかし、幾ら彼でも一人で行動して大丈夫なんでしょうか。
今回は真さんもOKを出しているようです。逆に考えると、あの真さんが了承するとは、本当に大亀流のひとりひとりが、ある程度のリスクを背負っていかなければならないということですね、この先は。
さて立ち去る前に我間に対し「死ぬなよ」と声かけも忘れない伊織さん。やはりこの人はなんだかんだで師匠肌だなと思います。
少し前に我間の急成長を見て(少し危うさはあるがな・・・)と考えていた、その危惧からの発言でしょうか。確かに今の我間なら、もう一度あの感覚を味わうためなら多少の無茶はしそうですしね。
しかしこういう時、従来なら伊織さんが絶対使っただろう、無毛丸(※中文訳)というからかいが、一切なくなったというこの事実。ここから導き出される結論はただひとつ・・・もう我間は有●丸ということですね。なんでしょうか、この祝福の気持ちと共に感じられる一抹の寂しさは・・・。そしてよりによってこんな話題を、なぜ年の暮れに持ち出してしまったんでしょうか・・・。
そこへ利虎さんの部下登場です。うーん、利虎さんとその部下達は個性的な髪型にしなければならないという独自のルールでもあるんでしょうか?!そして真さんに「でかい声を上げれば斬るぞ!」と言われてるのに「ちょっと待てコラ!」と大声で答える部下さん。斬られなかったのが不思議です。
清盛さんが一昔前のアイドル系なら、この部下さんは一昔前のヤンキー系ですね。
協力者の証として利虎さんのブレッドナイフ・・・いえ刀を持参した彼ですが、通常刀の持ち主の証っていうのは、鍔のデザインとか刀の長さや形状、作った人の銘とか刀にどんな文章刻んであるかとか、そういう要素から判断するものであって、ギザギザが独特だよねとかそういう部分で判断するものじゃあないと思うんだ。
歩きながら無宝流の動きについて教えてくれる親切な部下さん。
個人的に利虎さんの命も心配してますが、その彼に従って裏切り行為を爽やかに働いている、この部下さんの今後もかなり心配です。
しかも最初にコラとかオラとかヤンキー系全開と思いきや、結構礼儀正しい。ちゃんと善丸に「さん」付けてます。
その部下さんから「直属兵団には勝てない」とまさかのダメだし。
続けて真さんから「軍団長格より上の相手には勝ち目が薄い」とまさかのダメだし。
更には師匠である可士太郎さん如き(失礼)にまで「(我間にも)まず勝利することはできんだろう」とまさかのダメだし。
ああ善丸さん・・・(涙)。
しかも、味方なのにいきなり指定を受け戸惑う我間という残酷なオプション付き。ああわかる。こういう天才タイプって他者のジタバタには全然気が付かないものなんだよな・・・。
しかし(まあ部下さんはともかくとして)真さんや、特に可士太郎さんはその後に続く台詞があったと思うのです。
可士太郎さんの「貴様にはまだ決定的に足りないものが・・・」
この言葉の後に続くだろうのは「けれどそれさえ手に入れればもっと強くなるし直属兵団とかにも勝てるようになるだろう」という内容だったのではないでしょうか?
続きは残念ながら部下さんによって遮られてしまいましたが。
仲間と離れてひとりになる善丸さん。なんという不吉な状況。
彼もまた、直善さんを連れ去られてしまったことに己の無力さを噛みしめていたのですね。しかし我間といい善丸さんといい、「俺(単数形)のせいで」って、自分のせいにしたがるなぁ。
それからやはり、お兄さんである可偉さんの影響は強大なようです。
一年前は完全に呑まれているというか、剣を交える前に精神でもう負けていたという感じでしたが、現在は暗示のような可偉さんからの悪意ある言葉に、勝ててはいないけど少なくとも立ち向かっているという感じがしました。
がんばれ善丸さん!可偉さんは君を鍛えたいが故に敢えてきついことを言っていたという可能性も0.1%ぐらいはあるような気もしないではないけどやっぱりそんなことはないかもしれないぞ!(どれだけ断言したくないんだ)
けれど善丸さんのいいところは(これは善丸さんだけではなく、この作品に出てくる人物全般に言えると思うのですが、そしてそれは当然ながらキャラクタに投影されるであろう作者の性質に由来すると思うのですが)、そこでくさってめげたりひねくれたりしないところですね。
強くなってやる、と決意を新たにしたページなんか、とてもいい表情です。すぐに可士太郎さんの言うところの「足りないもの」とはなんだろう、とポジティブに考えるのも素晴らしい。
多くの人はできないことを散々言い訳して逃げたり、できる他者への僻みや嫉妬に転換させて努力を放棄したりするものですが、この作品における主要人物は逃げない、放棄しない。だから魅力あるし、こうして引き込まれて読み続けているんだなぁ、と思います。
おっと、最後にきてしまいました清盛さん。このまま一騎打ちなのか、それとも大亀流メンバーが間に合うか。ほぼ全員から勝てないと断言された直属兵団相手に、善丸さんは勝てるのか。できれば一騎打ちでがんばって勝ってほしい!安曇さんの敵をとってやって!
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